子ども

 月曜日の朝。小学生の頃から憂鬱だったが、今日はいつもに輪をかけて憂鬱だった。なぜなら5時間目が外で体育(走りはばとび)の予定だったのに、目が覚めると雨やん!!この音は雨やろ!!!ってことで、雨案を考えていなかった自分に朝からげんなり。頭の中は一日の予定を組みなおすことで精一杯。あぁ・・・。おばかな私。
 こんな具合で身支度をし、職場へ向かった。で、教室に「おはようございまーす」と入っていくと子どもたちの第一声は「先生。寝癖すごいよ。」
 うそ!?そんなはずは・・・。電車に乗ってきたし。いくら考え事をしていたからって・・・。そんなにすごい寝癖なら気付くでしょうに。と、鏡をのぞくと寝癖は見当たらず。
 しばらくたって意味がわかりました。先週何年かぶりに、くりくりパーマネントを当てたのですが、久しぶりだったので自分でも収集がつかず、とりあえず結んで出勤していたのです。それが、今日は考え事をしていたせいで、普通にくりくりのまま登校。あぁ。寝癖とはパーマのことか・・・。って!!!
 
 「大人のお洒落がわからないのねー。まだまだね。」って言ってやったが、本当はちょっと、かなりくやしい・・・。いつか、先生お洒落♪って言わせてやる。