飼育する

めだかの水槽が四つ。一つは以前から飼っている大人めだかの水槽。夏にはこの水槽から随分たまごをとりました。二つ目はそのたまごたちが孵った、子どもめだかの水槽。まだちっちゃい。三つめはどうやら大人めだかと同じ家系になるらしいが、以前所長がご自宅に持ち帰り、増えためだかたちの水槽。この水槽のめだかは多いし、大きい。四つ目は今年の夏に高校の先生から頂いたもの。めだかはそれぞれの川によって独自の遺伝子を持ち生息しているそう。だから元の川以外に放流をすると種が混ざって生態系を壊すこともあるとか・・・。といった話を聞いたことがあったのでいまだに出所(捕ってきた川)が分からない四つめのめだかたちはそのままの水槽。
四つの水槽には同じように同じタイミングでエサをあげているのに、エサに対するリアクションが違うんですよ。こりゃ面白い!一つ目の水槽はエサをあげようと近づくだけで隅の方にサッと隠れてしまう。しかも、われ先にと他のめだかを押しのけてでも隅の方へ行こうとするから、おびえているようでかわいくない。夏にたまご捕獲のためにアミを振り回したのがいけなかったのかしら?やっぱり一番かわいいのが四つ目の水槽。エサをまくと、ふりふりと寄ってくる。うれしそう(に、見える)。エサをもらうからにはこれぐらいのサービスをして欲しいものである。魚は愛嬌だ!などと思ってしまうのは飼育する側のエゴですかね?
っていうか、魚になついてもらおうとするのがそもそもの間違いなのかしら?